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アダルトチルドレンを克服して2児のママになるまで(前編)

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私は今、ありがたいことに4歳の息子と2歳の娘の子育てに追われる日々を送っています。

家の中は2匹のモンスターたちのおかげで毎日ひっちゃかめっちゃかだし(涙)

大変なこともたくさんあるけれど・・・

でもここに来るまでに、私は何度も人生の壁にぶち当たってきました。

今まさに困難な状況の中にある、そんなあなたの希望に少しでもなれたらと

私の生い立ちや経験を少し書き綴ってみますね。

目次

しっかり者の長女だった私

私は3人きょうだいの長女として生まれました。妹、弟がいます。

自分で言うのもなんですが、親から見たら手のかからないいい子だったんじゃないかと思います。

勉強もそれなりにしていたし、学校はつまらなかったけれど不登校になる勇気もなくて、

真面目に学生生活を送っていました。反抗期もなかったです・・・当時は(笑)

そのおかげで、大人になってからすごいのが来たわけですけど・・・

とにかく「親を困らせないように」「人に迷惑をかけないように」そんな子ども時代でした。

でもこれは、長男長女あるあるでして。

なんとなく親の無言の期待を背負ってしまい、自分の気持ちより他人の気持ちを優先してしまいやすい。

その結果、生きづらさを抱えやすいのが長男長女というポジションだったりします。

そして私の場合、その思いを強めていったのにはある理由がありました。

父親との確執と、妹に対する劣等感

私には長らく「父親が嫌い」という思いがありました。

私の父親は一言で言うと、いくつになっても子どもっぽい人で

感情のコントロールが苦手で、暴力的な、不機嫌をまき散らしてはすぐ怒鳴る、そんな人でした。

子どもの頃の父の記憶は、怒鳴っているところしか思い出せないくらい。

母は反対に、控えめなやさしいタイプの人だったため、父に対して強く出ることもなく

時には、父に泣かされて家を出ていくこともありました。

とにかく両親の喧嘩が絶えなくて、とても子どもが安心できる家庭ではなかったのです。

怒鳴っている父は、子どもの私にとっては本当に恐怖で、緊張感の中で日々を過ごしていた気がします。

だから、私はいい子でいたんだと思います。これ以上状況が悪くならないように。

そしてもうひとつ、妹への強い劣等感がありました。

妹は可愛かったんですね。モー娘。のゴマキに似ているとか安室ちゃんに似ているとか色々言われてました(笑)

親戚やまわりの大人たちが、私より妹を可愛がっているのは明らかでした。

もう態度がぜんぜん違うんです(笑)

子どもながらに、「私は可愛くないんだなあ・・・」って思っていましたし、

常に比較されている気がして、私はどんどん自分に対する自信をなくしていきました。

「私は愛されてない」

そんな思いが強くなり、どんどん本当の自分を出せなくなっていきました。

止まらない汗に悩み続けた日々

学生時代からずっと私を悩ませたものが、もうひとつありました。

それが「異常な汗」です。

一度汗をかき始めると、滝のように流れて、もう止まらないんです。

それは夏の暑い時もそうだし、発表などの緊張する場面、

とくにひどかったのは友達と電車に乗るとき、でした。

そのときはなぜ電車に乗ると汗をかいてしまうのかわからなかったけれど、

今思うと、友達と顔を見合わせてしゃべる、その自分に注目される感じが当時はとても緊張したのです。

友達が不思議そうな顔をするのも、理解されない感じがまた辛くって。

銀行などで書類を書くとき、前でスタッフのお姉さんにじっと見られているのも苦手で、汗が止まらなくなりました。

何件も心療内科に行って、薬ももらったけれどちっとも効果はありませんでした。

当時の私は、家にも学校にも気が休まる場所はなくて、本当に極限の精神状態だったのだと思います。

好きな人ができても、汗のことをどう思われるのかが怖くて、恋愛も思うようにできませんでした。

「どうして私だけ・・・?」その思いが本当に苦しかった。

汗には長い間悩まされていましたが、私が自分の心と向き合い始めて、少しずつ自分に自信が持てるようになると、

いつの間にか異常な汗をかくことはなくなっていたのです。

あの汗は病気ではなく、「自己肯定感が低すぎる」という心の問題だったんだと気づいて、本当に驚きました。

30歳目前の大失恋が大きな転機に

汗の悩みを抱えながらも、社会人になってからは彼氏ができることもありました。

ただ、そこでも問題が起きました。

私は恋愛にのめりこみすぎてしまう癖があり、ひとつの恋愛が終わると、心が複雑骨折したような痛みと苦しみで

ボロボロになってしまうのでした。

彼に甘えすぎたり、反対に素直になれなかったり、嫌われるのが怖くて本音を言えなかったり・・・

自分から関係を壊してしまうことも多かったのです。

そのたびに「どうして自分は幸せになれないんだろう?」と思っていました。

そしてとうとう30歳を目前にしたとき、史上最大の大失恋をしました。

しかもこのときも、自分で関係を壊して、修復不能にしてしまったんです。

完全に鬱状態で、眠れない、食べられない、どんどん痩せていって・・・苦しくて苦しくて。

それでも私は彼と復縁したくて、恋愛についてネットで色々検索していたんです(;^_^A

そこでたどり着いた記事が、私の人生を変えることになるのでした。

この続きはまた次回に~!!!

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