今日もココロノマルシェに寄せられたお悩みにお答えしていきます～＾＾
今回は、なこさんからのご相談です。ありがとうございます！
こんにちは。私は22歳の大学生です。
元々一年と少しお付き合いしていた25歳社会人の彼と2ヶ月前くらいの旅行中に喧嘩し、そのまま振られてしまいました。
原因は私が拗ねてしまうことに対して彼が疲れてしまい、幸せな将来が見えないと判断したのだと思います。
相手はかなりヘラヘラとした感じの人で、私は彼の言動に色々不満を持っていました。友人に相談して客観的に見てもらっても、彼の行動は良くないものが多かったです。しかし以前から「拗ねられるのでは何に怒っているのか分からないから疲れる」と言われていたのに、また同じことを繰り返してしまったのは自分です。そのほかにも最後の方は自分の価値観を押し付けるようなことが増えてしまっていました。
別れ際、「友達に戻りたい」「いい人に巡り会えたと思っているけれど、彼氏としてはもう無理」「素晴らしい人だと思っているから、もっと幸せにしてくれる人がいるし幸せになってほしい」「この関係を壊してしまった自分に絶望している」「次会えたら仲の良い2人に戻りたい」と言われました。
私は彼を深く尊敬していて、彼を幸せにしたかったのに、寧ろ彼を傷つけ疲弊させすぎたことに気づき、自分の過ちを猛省しています。本当に彼を愛しているので、別れを告げられた時は苦しみながらも引きましたが、もしチャンスがあるなら復縁したいと考えています。
私は感情をコントロールすることや、適切なコミュニケーション法を身につけること、自己肯定感を上げ相手に依存しないことなどを目指して内面磨きをしようと決意し少しずつ行動も始めました。
しかし彼に傷つけられたこともありますし、最後の方彼の心が離れて行ったときのことを思い出すと辛く毎日泣いてしまいます。周りは皆他の人に行けと言いますがその気にはなれず、彼を愛する気持ちは消えません。私よりも彼を幸せにできる女性が彼に見つかればそれでもいいと思うのですが、彼を幸せにしたいという気持ちも同じくらいあります。
彼に幸せにしてもらうというより、彼を幸せにしたい、彼と一緒に幸せになりたいです。
理想はあるのですが辛い気持ちををどう扱ったら消化したらいいのか、もしくはどうやって良い方向で原動力に変えていけばいいのか、アドバイスいただければ幸いです。
なこさん、初めまして、こんにちは＾＾
ご相談を読んで「あら、これ私の話！？？」と思うほど、
わかるわかる～！と、首がもげそうなほどうなずきました！！
でもね、大丈夫ですよ、なこさんは今よりもっともっと幸せになれますから。
私がそうだったので、保証します＾＾
はじめに心がけてほしいこと
今、苦しいですね。
＞辛い気持ちををどう扱ったら消化したらいいのか、もしくはどうやって良い方向で原動力に変えていけばいいのか、アドバイスいただければ幸いです。
さて、とにかく心がけてほしいことは、現状をどうこうしようと焦らないこと。
今の「悲しい」「寂しい」「辛い」etc…たくさん湧いてくる自分の気持ちを素直に認める。感じる。
そして、その気持ちに自分が寄り添ってあげることです。
「悲しいよね。辛いよね。だって私、頑張ったもんね」って。
間違ってもここでやってはいけないことは、
「どうしてあんなことしちゃったんだろう」「彼を傷つけてしまった」って反省したり、自分を責めること。
それはなこさんの心の傷を、さらに深くえぐることになります。
今のなこさんは、心が複雑骨折したくらいの大けがをして、瀕死のボロボロの状態なのです。
これが足の複雑骨折だったら、問答無用で即入院！ですよね。
徹底的に自分の感情に寄り添うことが、今なこさんに一番してほしいことです。
問題の原因はどこにある？
文章を読んでいて、なこさんはすごく頭のいい、聡明な方だなと思いました。
＞私は感情をコントロールすることや、適切なコミュニケーション法を身につけること、自己肯定感を上げ相手に依存しないことなどを目指して内面磨きをしようと決意し少しずつ行動も始めました。
ご自分でちゃんと問題点を把握して、行動し始めているって本当にすごいことですよ！！！
私もこのあたりに、今回の問題の原因がありそうな感じがしました。
拗ねてしまう状況を掘り下げる
ふられてしまった原因は、なこさんが拗ねてしまうことに対して彼が疲れてしまった、
ということでしたね。
＞以前から「拗ねられるのでは何に怒っているのか分からないから疲れる」と言われていたのに、また同じことを繰り返してしまったのは自分です。そのほかにも最後の方は自分の価値観を押し付けるようなことが増えてしまっていました。
ふむふむ。どういう状況だとなこさんは拗ねてしまうのでしょう。
たとえば私より友達を優先するとか、
拗ねてしまうのは、なこさんにとって何かしらの気に入らない状況があるわけですよね。
どういう状況に対して、どういう感情になることに怒りを感じるのか、そこを掘り下げます。
怒りは「感情の蓋（ふた）」
なこさん、ご存じですか？
怒りは「感情の蓋」と言われています。
つまり、怒りという感情はあくまでも表面にある感情であって、
その奥には、悲しみや傷ついた心が隠れているということなのです。
その傷ついた心がチクチクと刺激されるから、拗ねてしまうんじゃないかなあと思うわけです。
なこさんの怒りを掘り下げてみると、たとえばですけど
「私を大切にしてくれない」という悲しみが現れるかもしれません。
子どもの頃はどうだった？
ここでなこさんに聞いてみたいのは、子どもの頃はどうだった？
ご両親との関係はどうだった？ということです。
子どもの頃、わがままを言ったり思いのままに泣いたり、ちゃんと子供らしく過ごせていましたか？
感情のコントロールや、適切なコミュニケーション、
私たちは親とのやりとりの中で、これらの基礎を学びます。
ですがヒステリックなお母さんだったとか、怒鳴りまくるお父さんだったとか、両親が不仲だったとか
育った環境が、子どもが安心して過ごせるような家庭ではなかった場合、
子どもは自分の素直な感情や、欲求を抑え込んでしまうことがあるのですよね。
「もっと甘えたかった」「もっと私の気持ちを大切にしてほしかった」という思いは、
ずっと心の奥に蓄積されたまま、残るのです。
それが大人になってから生きづらさ、自信のなさ、つきまとう不安感、感情のコントロールが苦手、
他人と適切な距離感でコミュニケーションできない、といったトラブルになって現れることがあります。
なこさんの子ども時代は、どうでしたか？
もし心当たりがあれば、「インナーチャイルド」について調べてみるといいかもしれません。
私はインナーチャイルドカードを使ったセッションもしているので、
よかったらインスタグラムを覗いてみてくださいね。
問題解決のためにできること
＞周りは皆他の人に行けと言いますがその気にはなれず、彼を愛する気持ちは消えません。私よりも彼を幸せにできる女性が彼に見つかればそれでもいいと思うのですが、彼を幸せにしたいという気持ちも同じくらいあります。
＞彼に幸せにしてもらうというより、彼を幸せにしたい、彼と一緒に幸せになりたいです。
お気持ち、よーく分かります。
きっとなこさんもお気づきかと思いますが、彼を幸せにできる女性にはあるものが必要です。
それは「（精神的な）自立」です。
自立とは、自分で自分を幸せにできること
彼がいてもいなくても、幸せになれる。
それが本当に自立した女性の姿だと私は思っています。
自分で自分を満たすことができて、自分で自分を幸せにする強さがある女性。
彼がいても幸せだし、いなくても幸せ。だって私は、自分で自分を幸せにできるから。
なこさん、そんな自分の姿って想像できますか。
なこさんは、そんな女性に必ずなれます＾＾
この問題を乗り越えられる人だから、今の状況に直面しているのですから。
今の悲しみを感じ切ったら、真っ暗闇の中にうっすらと光が見えるときが必ず来ます。
没頭できる趣味を見つけるでもよし、美容に力を入れて自分磨きするでもよし、新しいことを学び始めるのもよし。
自分の力で、人生を充実させる練習をしてみるのです。
それができるようになったとき、きっとなこさんは彼を幸せにすることができます。
本当の愛情とは
私が気になったことがひとつありまして、
＞相手はかなりヘラヘラとした感じの人で、私は彼の言動に色々不満を持っていました。友人に相談して客観的に見てもらっても、彼の行動は良くないものが多かったです。
＞私は彼を深く尊敬していて、彼を幸せにしたかったのに、寧ろ彼を傷つけ疲弊させすぎたことに気づき、自分の過ちを猛省しています。
お友達から客観的に見てもらっても、彼の印象はあまりよくなかったのですよね。
でもなこさんは、彼を深く尊敬していたのもまた事実なのですよね。
彼のどんなところを尊敬していましたか？
彼のどんなところを愛していましたか？
そこからも見えてくるものがありそうだと思いました。
私は、本当の愛情とは、「彼が幸せならそれでいい」と思えることじゃないかなと思っています。
愛する彼の選択を、尊重するということ。
これはね、とっても苦しいです。
自分には復縁したいという気持ちがあるわけですから。
でも本当の愛情って、自分の気持ちよりも彼の幸せを願えることじゃないかな。
それができる女性には、きっと素敵なパートナーが現れますよね＾＾
まとめ
なこさんにお伝えしたいことは、
- 今、自分を責めないこと
- 湧いてきた感情を否定せず寄り添うこと
- 心の奥の本音と向き合ってみること
- 自分で自分を満たすこと
- 彼の選択を尊重すること
長くなってしまいましたが、
なこさんは必ず今よりも幸せになれます。苦しみはよいことの前触れだと、
私は自分の経験から信じています。
ご相談、ありがとうございました！
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